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生体機能専攻と本プログラム
生命体の持つ精緻な機能、すなわち生物の微小性、高いエネルギー変換効率、物質変換、情報認識などを発現する原理に着目し、生命体をとりまく事象をシーズとして工学応用を図る新しい融合学問領域を「生命体工学」と定義します。生命体工学に基づいた技術であれば、ロスの少ない物質変換とエネルギー変換によりエネルギー消費の少ない社会が実現し、環境問題やエネルギー問題が根本的に解決できます。このように生命体工学は従来の工学の殻を打ち破る革新的な学問領域です。
大学院生命体工学研究科・生体機能専攻ではこの生命体工学の理念に基づき、生命体の構造や物質変換、エネルギー変換、情報変換の各機能を工学的に特化、体系化するための教育・研究を行っています。本専攻は、基幹講座として、生体機能メカニクス(機械・材料)、生体機能システム(電気・電子)、生物環境機能(生物・化学)の3つの大講座、協力講座として生体適応システム講座(運動機能や生体親和素材)、連携講座として環境精密計測(環境評価、保全)、ヒューマンメカトロニクス講座(人間親和ロボット技術)より構成されています。
このように本専攻では、教員と学生の両方において幅広いバックグラウンドを有しており、専攻内での分野融合型の教育・研究が活発に行われる環境にあります。
本教育プログラムでは、以上の本専攻の特色・実績を生かして、生命体工学に立脚したものづくりを牽引し、世界で活躍できる技術者の養成を目指します。
本教育プログラムでは、以上の本専攻の特色・実績を生かして、生命体工学に立脚したものづくりを牽引し、世界で活躍できる技術者の養成を目指します。