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下水汚泥溶解細菌の分離・同定

概要

微生物の基本的な取り扱い技術からはじまり、下水汚泥溶解菌の分離・同定および性状、さらにはその汚泥溶解率の測定について、実際の細菌株を用いて種々の技術を習得する。

学習については、パッケージで指定する書籍および参考文献を用いて行う。学習の結果はセミナー形式で発表し、その後レポート形式でまとめて提出する。実験については、パッケージで指定する段取りに従って実施する。週に1度の定期報告の他に、必要に応じて随時打ち合わせを行う。

実習課題に関しては、実際のテーマに対して、個別に相談の上決定する。

はじめに、微生物の基本的な取り扱い技術を習得する。つぎに、細菌学の分野で技術・研究の際に実際に使用される生化学／生理学的試験、DNA相同性解析や生体高分子の分析などについて理解を深める。

本演習には、微生物学および分子生物学に関する、基礎知識を得ていることが望ましい。

下記のような研究テーマとの組み合わせが例として挙げられる。
「有用細菌株の分離・同定およびその性状」
「下水汚泥溶解に関する最適化」
「有機酸の分析法」

下記の項目について5段階評価で得点をつける。平均が3.5を上回れば合格とする。