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CFD解析の基礎

概 要
数値解析手法の基礎からはじまり,基礎方程式の離散化,さらに簡単なプログラミングにふれることで,生体にかかわる流れの問題を解析する技術を習得する.また,商用ソフトウエアについても理解する.
コース内容
1、学 習
- ・数値解析手法の基礎
- ・対象となる問題の基礎方程式の
物理的理解 - ・基礎方程式の離散化
- ・質量分析法
- ・ガスクロマトグラフィー,
高速液体クロマトグラフィー - ・蛋白質配列,遺伝子配列の解析
2、実 習
- ・FortranまたはCによるプログラミング演習
- ・商用CFDパッケージソフト(Ansys)による解析演習
実施形態およびスケジュール
学習については,パッケージで指定する書籍および参考文献を用いて行う。学習の結果はセミナー形式で発表し,その後レポート形式でまとめて提出する。実験についてはパッケージで指定する段取りに従って実施する。週に1度の定期報告の他,必要に応じて随時打ち合わせを行う。
コースオプション
実習課題に関しては,実際のテーマに対し個別に相談の上決定する。
履修上のポイント
はじめに,数値解析法の基礎および基礎方程式の離散化についての理解を深めることを目的とする.つぎに,問題に対する基礎方程式の選択とその離散化に対する理解を深め,最終的には自作による対象となる問題の解析または商用CFDパッケージソフトによる解析を目的とする。
必要となる基礎能力
本演習には,数学あるいは物理,および情報数学(または数値解析法)など基礎知識を得ていることが望ましい。
研究テーマとの組合せ事例
下記のような研究テーマとの組み合わせが例として挙げられる。
「MEMS内での数値解析」
「燃料電池でのイオン流動解析」
「数値解析手法とSOM(自己組織化マッピング)」
「AMBERコードとエネルギーパッケージ開発」
「MEMS内での数値解析」
「燃料電池でのイオン流動解析」
「数値解析手法とSOM(自己組織化マッピング)」
「AMBERコードとエネルギーパッケージ開発」
成績評価基準
下記の項目について5段階評価で得点をつける。平均が3.5を上回れば合格とする。
- (1) 数値解析の基礎に関する理解度
- (2) 問題に対する基礎方程式の選択とその離散化に対する理解度
- (3) 自作CFD解析および商用CFD解析に関する理解度
- (4) 最終プレゼンテーションおよびレポート