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新しい触媒活性とその方途を拓く「人工酵素研究」と「人工酵素バイオセンサの構築」

独自の分子設計指針を基に、分子特異性、触媒活性、分子トランスデューサ機能などの諸機能を有する人工酵素の設計・合成をおこなっています。この人工酵素を用いたセンサデバイスを作製し、一酸化窒素（NO；生体内信号因子）や核酸分子など生体関連物質の高感度バイオセンシングを実現しています。

この人工酵素は生体内環境でも分解されず、分子設計により用途に合わせた特性を付与できることから、High-through-putなバイオアッセイ系の構築、生体内センシング、安全性センシング、バイオトレースセンシングなど幅広い分野での応用が期待されます。

[関連の主な研究業績（発表論文）]

  1. S. Ikeno, T. Yoshida, and T. Haruyama, Analyst, 134, 337-342 (2009)
  2. S. Migita, K. Ozasa, S. Ikeno, T. Tanaka, T. Haruyama, Jpn J Appl Phys, 46, 7539-7541(2007)
  3. S. Ikeno, H. Asakawa, and T. Haruyama, Analytical Chemistry, 79, 5540-5546 (2007)
  4. H. Asakawa, S. Ikeno and T.Haruyama, Sensors and Actuator B, 108 646-650 (2005)
  5. S. Ikeno and T. Haruyama, Sensors and Actuator B, 108 608-612 (2005)
  6. T. Haruyama, H. Asakawa, S. Migita, S. Ikeno, Current Applied Physics, 5 108-111(2005)
  7. H. Asakawa, T.Haruyama, Chemical Sensors, 19B 115-117(2003)
  8. T. Haruyama, Pat.Pend., JP 2002-73150
  9. T. Haruyama, Pat.Pend., JP 2004-188609

ほか