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インターフェイス分子キャリア

~生体高分子の機能をフルに活かすバイオセンサファブリケーション技術研究~

様々な種類のある酵素などの生体高分子は、それぞれに大きく異なる分子量・化学的特性・物理的特性や立体的機能部位を有しています。これらの特性が基となって各生体高分子は特有の機能を発現しているので、それを活用するためには適切な分子モデュレーション技術を用いる必要があります。

本研究では、スタンププロセスでタンパク質分子をドット化することのできる「分子キャリア」の開発を行い、生体高分子の有する特異的な分子認識機能をフルに活かすことのできるプロテインチップ ファブリケーションプロセスなどへの応用を行います。

機能性タンパク質に導入した分子キャリアにより基板表面に均一吸着している様子

[関連の主な研究業績(発表論文)]

  1. H. Asakawa, S. Tahara, M. Nakamichi, K. Takehara, S. Ikeno, M. Linder, and T. Haruyama, Langmuir, 25(16) 8841-8844(2009)
  2. S. Ikeno, G.R. Szilvay, M. Linder, H. Aritomi, M. Ajimi, and T. Haruyama, Sensors and Materials, 16 413-420 (2004)
  3. T.Haruyama, Pat. Pend., JP2004-44625

ほか